週刊誌にワトソン博士のインタビュー

帰国後、日本の情報を仕入れるために、まずは低俗な(?)週刊誌を購入。どこまで鵜呑みしていいか、分からないが、ワトソン博士の興味深いインタビュー記事が載っていたので、メモしておこう。

週間現代 2013 9・21/28
p.162-165
「世界の知性」に聞く 第3回
ジェームス・ワトソンが登場!
「老化を防ぐ方法」教えます

骨子
・20世紀はDNAの研究の時代だった。21世紀は脳の研究の次代になるだろう。
・老化を防ぐポイントの一つは、いかに認知症の発症を遅らせるか。適度な運動は老化を遅らせる効果がある。
・がんの知識の蓄積は急速に進んでいるが、死亡数を明確に減らすような治療法の開発は昔からほとんど進んでいない。
・今後の科学の進歩を予測するのはとても難しい。
・日本の研究は迅速に前に進む準備ができておらず、危機に直面している。アメリカと異なり、若い研究者がトップに立てないのも問題だ。
・ワトソン博士のDNA二重らせんの発見が画期的だった時代と違い、現在の科学は難しくなり、複雑化している。
・決断の基準は知識。ワトソン氏は絶えず本を読んだり人に会ったりして、新しい知識を入れている。
・重要でないことはやるべきでない。